「もう、自分の気持ちに素直になることにしたから」





「へっ…?」







理解したいのに、耳元でそう囁かれて何も考えられなくなる






だめだ





頭がクラクラしてきた






「藤原、くん…」






あたしはもう何も考えられなくなってギュッと瞳を閉じる