「なんで謝るんだよ」






「だってぇ……あたしのせいで藤原くん迷惑……」





「何言ってんだよ」





「な、何って……」






「バカだな、お前」





「えっ……?」






気づいたときには抱きしめられていて、甘い香りに包まれてあたしは息もできなくなくなった