「きゃああああああああっ!!」

「イヤっ…!やめて…まっ…まだ死にたくないっ!!」

「だっ…誰かっ!助けてよぉぉぉぉっ!!」



夜の街中に女性たちの声が鳴り響く。
壁には血しぶきが飛んでいた。



「あはははははっ!やはり女性の魂は美しいですわっ!」



そして夢亜の高笑いが鳴り響き、服には大量の返り血、地面には女性の死体がいくつも転がっていた。

手首だけのもの、足だけのもの、下半身がないもの、首から下がない生首、目玉…

夢亜の手の上には無数の青白く光る魂があった。



「うっ…うわーーーーーん!お母さーーん!!」



夢亜の足元で小さい6歳くらいの女の子が泣いていた。



「うるさいですわね…」



夢亜は軽く舌打ちをして…
その子めがけて手にしていた大鎌を振り降ろした。



ーーグシャァァァァァァッーー