その後、冬馬くんとは
バレンタインにチョコを渡し、
ホワイトデーにはお返しを
もらうような 関係になった。


勝手だが両思いだと感じていた。


好きと言ってもまだ6歳なわけで。

兄弟のように思っていたし
家族のように大好きだった。


冬を向かえ保育園も卒園し、
春になり冬馬くんと同じ小学校に入学。


一緒に登校もしたし、
いろんないたずらもした。

かけっこも自転車だって教えてもらった。
お互いいっぱい友達もできた。


すごく幸せだった。



でも別れは突然やってくる。