捨てられなくても、私は不良にならなければいけなかったんだ。 だって長谷川も組だし、財閥。 それから中2の・・・2学期くらいだろうか。 少し帰りが遅れて暗い夜道。 コツコツと歩いていると・・・ 『ねぇねぇ。彼女~』 「何?」 『俺等ね、今溜まってんの。だから発散させてもらうわ』 「・・・は?」 その意味がわからない。