モエが言うなら、こいつらならいいかな、と思った。






『・・・。正直、いい思い出ではありません。ですが、私達で・・・明るくして見せます』




馬路ビビった。






俺はその時涙が出た。






モエのことを、友達として、仲間としてみてくれる奴がいるって・・・安心した。





ちゃんと、モエ自身をみてくれてやってる、って。






あれから俺は料理の方を本格的にしたいからと族を抜けた。





あいつ等は、賛成してくれた




お前の料理ならどんな金持ちがどんだけ金だしてもだしちゃぁいけねぇぞっ



て、馬鹿なこと言ってた。



いいか?最低でもスープで2万は取れっ


はぁ?って、返した。


そんなの、無理に決まってる。




お前は此処を抜けて、それだけすごい奴になれってことだっ!!


肩に手を置いて目を見る