「はぁ」 私は何度ため息をついたのだろう… 「エル様…」 そう…私は今この執事に 服を丁寧に着替えさせられているところだ 「よくお似合いで…」 「ふざけるな」 そのときレイが不敵な笑みを漏らすのを私は 見逃さない 「なんだ」 「いえ、お美しいと思いまして…」 馬鹿馬鹿しい…