「絢…今日あんまりお昼食べてないんじゃない?…大丈夫?」


あぁ、やっぱり麻友は優しい…。


いろんな意味で心配してくれてる。


「…大丈夫。ちょっと眠たかったし…。それに今ダイエット中だから…」


ダイエット中なんて……嘘。


今物凄くお腹減ってる…。


「絢…。ちょっと屋上いかない?もう颯いないし…」


"もう颯いないし…"


麻友はなにかに感づいてる。


でも…麻友に話すべきかな…。


この気持ちを表にだしたい。


けど…麻友にはいえない。


この関係を壊したくない。


「いいよ…。」


こうして屋上に向かった。