図書室は誰もいなくて静かだった。
この時間は誰も図書室を使わないから誰にも邪魔されないでゆっくりできる。
あたしは窓際のイスに座って空を見上げた。
今のあたしの気持ちと反対な快晴な空。
あたしは静かに目を閉じた。
「……っや!」
誰かの声がする。
「絢っ!」
ゆっくり目を開くとそこにはどアップの麻友の顔。
「ぅわあぁぁ!」
ビックリして大声を出すあたし。
「絢っ!ここ図書室だし!今お昼休みだからみんないるよ?」
嘘っ!
周りを見渡せばこっちをみる人達。
ってか…まずなんで麻友がいるの?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…