はい、手伝ってやりなさい?

そうおばさんに言われ、サクという人の荷物を二階に運ぶ。
ダンボールが何箱かあり、それを持っていこうとすると止められる

「それ思いから。くるみ、は・・・・はい。コレよろしく」
と小さめのダンボールの方を渡される。
「OK、」
小さく返事をするとサクは2個ほど抱える
ついてきて、と手招きをして2人螺旋状の階段を上る。

私の部屋の前を通り、客用の部屋に案内した
カチャリとアンティ-ク感満載の扉を開ける

私の部屋より少し広めな部屋に明かりを灯し
彼を通した

「ここが、サクさんのお部屋です。」
「ありがとう、綺麗だな、ここ。」
「・・・おばさんが、こーゆーの好きだから。」
「へぇ、・・・・・・・」




パタリ、扉が締められる。

と、くるり振り返るサクは空気をガラリと変えた