脱がされている最中、大好きな澪王の声。



「お前の心変わりがいちばん怖いからな」



そう言った。



本当は嬉しいんだよ。



澪王があたしのものになるなんて…。



泣きそうなほど、嬉しい。



「この家、土足にして正解かもな」

「どう…して?」

「こうやって、お前が履いてるヒール脱がせるの、好き」



やたらエロいっ!!



ダメだ…。



好きすぎて…抵抗したくない。



そのままあたしの足にキス。



「で、返事は?」

「結婚…しないって…」

「返事は?」

「あたし…澪王の隣にいても恥ずかしくない…?」

「だから、返事、聞かせろって。焦らしプレイ?」

「す、き…。澪王と結婚、する…」

「ん、上出来。よろしくな、シュリ」



わけがわからなくなるほど、澪王に溺れた。



声がでなくなるまで、澪王に弄ばれて。



嬉しそうに笑う澪王を、少しの力で抱きしめる。



大好き…。