半泣きのモネに嬉しそうな駿を見てため息。



「俺、取材だから抜けるからな」

「い、行かないでくださいっ!!駿さん…怖いです~…」

「悪いな、仕事あんだよ」

「だだだだ、だって!!どんな歌い方しても…ダメだって…」

「気の済むまで付き合ってやれ。最後にはOK出るだろうから…。じゃあな」

「カムバックレオさ~ん…」



駿といいユウリといい…。



俺の周りには変態しかいねぇのかよ。



向かった単独取材は雑誌のインタビュー。



「レオさんはどんな女性に魅力を感じますか?」

「どんな女性も魅力的だと思う。ってことで、今夜どっか泊まりに行く?」

「そういうこと言うから悪く書かれるんですよ~?」

「本当のことだから別にいいよ。女の子、大好きだしね」

「レオさんったら~」



シュリ以外、今はどうでもいいんだけど。



最近はアツシの入籍で話題は恋愛だし。



恋してますよ~。



俺の彼女、めっちゃカワイイんだけどなぁ~。