言ってなかったのか、言いたくなかったのか…。



「僕がカラダで仕事してたってこと」

「ユウリ先輩はユウリ先輩です。どんな先輩でも好きですよ」

「そんなセリちゃんが、僕は好きだからね」

「ん~…、言葉だけじゃ足りないですよぉ…」

「何して欲しいの?」

「あの…それは…」

「言葉にしてくれないとわかんないな~」



た、楽しそうだ…。



ユウリが日に日にSに目覚めてるよ…。



「ユウリ、お前ってヤツは…」

「澪王さん!!おはよ~!!」

「あんまりイジメっと嫌われんぞ」

「そんなことあるわけないじゃん?セリちゃんは僕がいないとダメだもんね~」

「俺は怖いよ、お前が…。おはよ、シュリ」



声変。



まだよくなんないね、澪王の声。



「飲み過ぎて頭いてぇな~」

「正月太りしちゃうんじゃないの?」

「いいだろ、休みなんだから…」

「初詣行きたい~!!」

「そんなに人が多いとこに行けるか、バカ」



わかってるけど~…。