なのにあたしばっかり怒られてさ~。



「ユウリ、お疲れ様。明日も学校だろ?ゆっくり休めよ。シュリ、次行くから早くしろ」

「うっせぇ。たまには優しくしてみろ!!」

「お前に優しくして、何の得があんだ。早く着替えろ」



あたしとユウリの仕事がバラバラになってきたので、ユウリに新しくマネージャーさんを付けるんだって。



レイさんがユウリに着けばいいじゃん!!



そんな不満は聞き入れてもらえぬまま、仕事三昧。



そんなある日、リムからメールが来た。



『クリスマスパーティのお誘い』



クリスマス…パーティ?



『23日にユウリとか、ユウリの彼女とか、後はシュリちゃんをイジメてなかった女子、その他大勢でクリスマスパーティやることになったけど、来ない?』



こんなの初めてだ。



ワイワイ騒ぐクリスマス…。



あたしが行ってもいいんだろうか…。



「レイさん、23日って仕事?」

「今年最後の仕事は23日だ。何でだ?」



仕事か…。