相手はアツシの彼女のセイナで。



「はい?」

「ヒマならご飯食べに行かない?澪王くん、今日帰らないんでしょ?」

「行くっ!!」



お互い同棲相手が留守なのでご飯を食べに行くことにした。



いつもオシャレな場所に連れてってくれるセイナは、今日もオシャレなとこに連れてきてくれた。



お酒も飲めるとこらしいけど、あたしはお酒はいらない。



今日は個室で、ふたりだけ。



セイナは飲んでて、あたしは食べる!!



「今度旅行でも行く?」

「行きたい!!あんまり他の土地に行ったことない」

「そうなの?仕事で行ってもつまんないしね~」

「この前澪王のママと温泉行ったよ。おっきいお風呂、気持ちよかった~」

「温泉、最近行ってないなぁ~…」

「今度行く?あたし、友達いないから一緒に行く人いない…」

「そうなの?あたしはシュリちゃん大好きだけどなぁ~」

「あたしもセイナ好きっ!!」

「カワイイっ!!ちゅーしたいっ!!」



セイナは裏表がなくて好き。