カラダのダルさを引きずり、お風呂から出てパスタを食べて。



「鍋とか早く買わねぇとな。ユウリのメシ食いてぇ」

「明日買ってくる」

「重いだろ。あっ、いいパシリがいたんだった!!」

「誰!?」

「希王、留学終わって日本に戻って来たんだってよ」



そうなのか。



てっきりあっちの大学を卒業するんだと思ってた。



「希王がヒマならさ、一緒にリムに会って来ていい？」

「はぁ!?」

「学校やめるって、自分の口で言いたい…。その…友達だから…」

「…………」

「澪王がリムをよく思ってないのは知ってるけど友達なの!!あたしを庇ってくれたの…」

「イヤだ…」

「ワガママ!!自分は合コン行くくせに!!」

「それは付き合い」

「ふざけんな。あたしは悪いことしてない」

「わかってます。それは前に解決したことだし」

「だったら会ってくるからね」

「わかった。友達ならうちに呼べ。やましくねぇならな」



自分の立場、わかってんの？