あの顔だな。



顔が卑怯。



万人受けする美少女!!



そうだ、顔のせいだ。



早急に自分のベッドルームへ行き、酒の力も借りてそのまま夢の中。



目覚めはマネージャーの声。



「おはようございます、今からお迎えに行きますので」

「何分…?」

「20分後です」

「了解…」



朝はダメだ、起きたくねぇ…。



昨日の酒も抜けてない状態で、バスルームに直行してシャワーを浴びた。



リビングにはユウリの作ったメシ。



コイツら、学校か。



「おはようございます、澪王さん。ご飯食べます?」

「味噌汁だけでいい。時間ねぇんだ」

「今日は帰り早いんですか?」

「わからん。帰るときは連絡入れる」

「わかりました」



シュリの姿はベランダにあって。



洗濯物を干していた。



コイツらが来てから、一切家事をやってない俺。



まぁ、率先してやってくれんだからいいか。



「澪王、下にお迎えの車来た」

「ん、出る。洗濯ご苦労」

「ふにゃ~…」



撫でると喜ぶシュリにまた胸が…。