夜中になり、解散。



シュリがソファーで眠ってしまい、あまりの美しさにメンバーが写メを撮って帰った。



シュリをどうするかと悩んでいると、ユウリが風呂から出てきた。



「今日、楽しかったです」

「よかった。ところでユウリ」

「はい?」

「シュリはどうしちゃったわけ…?何で俺に懐く?」

「シュリは元から人見知りとか激しいから、滅多に懐かないですよ」



カワイイがゆえにイジメにもあい、友達も作らずに誰にも心を開かないって。



シュリに好意を寄せる男も多いらしく、イジメの原因がそれだったから男は特に嫌いなんだとか。



だから笑わねぇのか。



楽しくねぇから、笑えなくなったのか…。



「お前は?モテんだろ」

「そうですね、それなりに。でも自分の利益になる取引しかしたことなかったしなぁ~」

「安売りすんじゃねぇよ」

「もうしませんよ。僕、純粋に恋愛とかしてみたいですから」

「おっ!?いいね~、若いね~」

「澪王さんだってこれからですよ。じゃ、シュリお願いしますね」



はい!?