次の日はとりあえずメンバーに謝罪。



打ち合わせの内容を聞いて、3日後に時間を作るためにスケジュール調整。



社長にも電話しとくか…。



「昨日、行ってきたっス」

「メンタル弱いわね、あの子」

「まぁ、シュリっスから」

「今日の朝はちゃんと食べたみたいよ」

「よかった…。って、来週から島撮影って聞いたんスけど」

「えぇ、写真集出すのよ」

「あぁ…、社長の趣味ね」

「失礼ね、ビジネスよ」



完璧に趣味だろ…。



まぁ、ユウリはかなり女のファンがいるらしいし。



シュリはシュリでなぜか女子高生から人気があるみたいだから。



社長の思惑ってのはあながち間違っちゃいない。



「相談なんスけど、シュリ、仕事漬けにしてもらっていいっスか?」

「私は構わないわ。双子を使いたいっていう高級ブランドは山ほどあるもの」

「お願いします」

「それがいいかもしれないわね…。このことはシュリとユウリには内緒よ」

「わかってます」



ごめん、シュリ。