そんな澪王にいいようにされて、目が覚めたらお昼だった。



昨日の後半は記憶がない。



裸の澪王が隣にいて、妙な脱力感に襲われた。



シャワー浴びたい…。



「起きんのか…?」

「シャワー浴びて来る」

「そのままの格好で行くなよ?」

「ん」



落ちていた澪王のTシャツを着て、パジャマ代わりのショートパンツを履いた。



自分の部屋へ行き、着替えを持ってリビング。



ユウリがいないのは、学校に行った証拠。



あたしが起きてこない時は先に行くユウリ。



無断欠席しちゃったな~。



今から午後の授業出ようか迷う…。



頭は悪くないけど出席日数は微妙だ。



引きこもったりしちゃったからな~…。



まぁ、今日くらいいいや。



そう思ってシャワーをゆっくり浴びた。



お風呂から出たら、寝起きっぽいリキとアツシに遭遇。



「よぉ、チビ。風呂か?」

「うっせぇ、おっさん」

「残念ながら澪王とタメだから~」

「あっそ」

「風呂入るからどけろ」

「ならついでに掃除もよろしく~」

「超生意気…」



さっぱりしたぁ~。