やりすぎたのはあたしだから。



素直に謝ることができてよかった…。



「澪王、好き…」

「あんまりくっつくな」

「ムラムラしてるから?」

「まぁな」

「服ちょうだい」

「はいはい」



頭からかぶせられたTシャツは澪王のもの。



パンツだけを履いて、また澪王にくっつく。



「マジでやべぇ…」

「服着たもん…」

「俺だってそんなすぐに切り替えできねぇし!!鎮まんねぇよ…」

「ごめんってば…」

「シャワー浴びてくる。先に寝とけ」



今お風呂に入ったばっかりの澪王はまたお風呂に行った。



あたしは澪王のベッドで、澪王の匂いに包まれて寝る。



もうあんなことしないからね?



澪王の気持ちもちゃんと考えよう…。



もっとキレイなものだと思ってたけど、実際どうしたらいいのかわかんなくなっちゃった…。



あたしはまだまだ子ども。



澪王が合わせてくれてるんだということを、ちゃんと知ることができた。