その日の夜だった。



ユウリの看病をしたいと言ったリンリンが泊まってて、俺はいつものようにシュリの待つベッドへ。



先に寝たんだと思って、いつも通りにシュリを引き寄せた。



「はぁ!?」

「どこ触ってんの?澪王のエッチ…」

「お前っ、服は!?」

「暑くて…服なんて着てらんないでしょ?」



マッパでシュリがベッドにいた。



触った感触が手に残ってて。



柔らかい…。



筋肉なんて全くない…。



肌の質感が…ヤバい…。



「襲って欲しいわけ?」

「うん、澪王とエッチしたい」

「どんなことするかわかって言ってんの?」

「そりゃあそのくらいの知識はあるよ」

「あっそ。なら遠慮しねぇ」

「澪王っ!?」

「お前が誘ったんだろ?ビビって泣いたりすんじゃねぇぞ」

「ちょっ、待っ…」



俺だって我慢してんだろうが。



毎日一緒に寝て、こんなカワイイのにくっつかれて。



大事にしてぇって、そう思ってる俺の気持ち、無視して誘ってんじゃねぇよ…。