次の日、心配そうに麻由が昨日の事を聞いてきた。
田口先生が槇野先生のお姉さんだった事と放課後の補習をするはめになった事を話した。
昨日、補習は私だけで他の人には内緒にしないといけないって槇野先生から言われた。
だから「絶対に秘密ね!」って何度も確認してから話した。
「放課後の補習ねぇ~……しかも保健室ってなんかヤバくない?」
槇野先生の唇が近づいてきた時の事を思い出してしまい思わず赤面した。
「美羽!?顔が赤いけど、まだ何かあるの?」
「ううん、もう話すことはないよ―…」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…