「じゃあまた明日ね、美優。」
「うん。ばいばーい。」

私は玄関のドアを開けた。
その瞬間何かが抱きついてきた・・・

「おかえりー!!!!
お兄ちゃん、美優に会いたかったよぉ」

そう、私のシスコンお兄ちゃん。
名前は 櫻井 優(さくらい ゆう)

「うざい、お兄ちゃん。
抱きつかないで・・・」
「う、うざい・・・。
お兄ちゃんに向かってうざいとは・・・」


「お母さん、お兄ちゃんが
離れてくれない!!」