タッタッタッ

くつ箱には、サッカー部へ
向かう途中の
ゆいの彼氏の上原がいた。

「「あ…」」

興味がなかったから、
素通りしようとした。

「あのさ……」

え…私!?

「ソフトって明日、ここで試合?」

「そうだよ」

「そっか…」

「あー!
 もしかして、ゆいの応援しにくるの?!」

ゆいはピッチャーだから、
絶対応援にくるなー!
ヒュ-ヒュ-