「向こうの世界へ行けば、 二人でずっと一緒にいられるのかしら・・・? そうならば巫女なんて辞めてしまうのに。」 「ソウイ様! あなたはそちらの人間です。 私のせいであなたを汚したくはない!」 「・・・分かっているわ。 どうして私たちは同じに生まれなかったのかしら。」 ダダダダダダ! 「いけない! 追手に追いつかれてしまった。 あなただけでも逃げてください。 向こうで決着をつけるのです! 足止めしておきますから。」