「さっきの出来事、私は夢だとは思いません。
 今までおかしい夢は見ていましたが、先ほど見た夢で多少思い出しました。」




「じゃあ、私たちの名前も・・・?」



「それはまだ。
 出来事がフラッシュバックする感じだったから。」




「そうですか。
 私の名前はファル。
 浜宮さんはラヒン。


 あなたはソウイと呼ばれていました。」





「巫女と呼ばれていたのも確かなのですよね?」


「うん。
 潮は巫女として人間界側の守護者だったから。」