「分かった・・・。」 そういって私はヴェインの手を握った。 「あなたが父上と母上を守ってくれるなら 私はあなたを消すわ。 向こうに送ります。」 それはたやすい事。 今回は殺すんじゃないから。 私の力は願いという形で ヴェインをこの世界から消した。 行先は・・・ 父上や母上、妹たちのいる世界へ。