白「おー霧野!やっと来たなー。無断欠席とはいい度胸してんなー」


白金さんが言った


だが、凛は白金さんを無視した


白「無視とはいい度胸だな!無断欠席した罰にこのプリントやれ!」


ヒラヒラとプリントをみせながら言う白金さん


全「(うわーあんな量終わるわけないじゃん…)」


誰もがそう思っただろ…


あの量は俺でも3日はかかるかもしれない


なのに凛は…


凛「6、-8、√5、3……」


プリントの答えと思われることをどんどん言ったんだ


白「何言ってんだ?霧野?」


白金さんが言うことに同意見だ


急に数字を言われてもわからない


何言ってるのか最初はよくわからなかった


凛「答え」


凛は顔一つ変えず言ったんだ


白「は?」


全「(え?)」


愁「もしかして、そのプリントの答えではありませんか?」


愁は言った


凛「そだけど?」


白「ちょっと待て…」


白金さんは急いでプリントを確認し始めた


白「ぜ、全問合ってる…」


全「(マジかよ…)」


マジかよ…


あの瞬間だけで問題を解いたのか?


ありえない…


普通の奴じゃありえないだろう…