玖籠「まぁ凛、機嫌直せよ」


玖籠に慰められた


玖籠に慰められてもなー


琉「凛、そういえばあいつら№9と№10の下っ端たちをやったのにかかわらず弱すぎなかったか?」


琉伊が不意にそんなことを言った


凛「それあたしも思った。手応えが全くなかった。」


あたしもそれは思ってた


琉「多分あいつらには…」


凛「あぁ。あいつらのバックには大きな組織がある」


琉伊も同じこと考えてたみたいだな…


凛「最初っからおかしいと思ってたんだ。あいつら両チームは二つの力を合わせても№10でも足元に及ばない。なのに、あいつらはいくら下っ端だからといっても№10と9。普通は敵う筈がないんだ。つまり、本当に手を下したのは他の人物だ。」


あたしは険しい表情で言った


気づくべきだった


こんなわかりやすいことに…


クソ……


琉「誰か思い当たるやつでもいるか?」


思い当たるやつ…


頭をフル回転させる


………


んーーーーー


わっかんねー


凛「いねぇー」


万「いないね」


他のみんなもコクコクと頷く


だよなー


そんなやつ浮かんでこねーよなー


凛「玖籠、吐かないと思うが一応聞いておけ」


玖籠「りょーかい」


とにかくあいつらの身柄はこっちにある以上、こっちが有利かな?


まぁ、こっちも相手がわからない以上不利…


つまり、五分五分ってとこかな…