狂総「ッチ…」


また舌打ちしてるし


いい加減うざいよ?


凛「もう一度聞くけど、あんたらで勝てると思ってんの?」


あたしは同じ質問をした


こんなに弱いのに本当にあたしらに勝てると思ってんの?


自惚れてるのもいい加減にしろよ?


狂総「あぁ、勝てると思ってる。……俺らはどんな手を使っても頂点に立つ!!」


凛「ふぅ~ん。じゃあやれるものならやってみなよ…この俺が直々に相手してやるよ。」


死神「なめやがってー!!」


凛「そこに隠れてる奴ら、全員まとめてかかって来いよ」


あたしは言い放った


さっきから気配がするから丸分かりなんだけど…


バカなの?


気配消してれば気づかれずに済んだのにね…


マジでバカだね


狂総「ッチ…バレてたか…お前らやれ!!」


また舌打ちー?


何回すんの?


ってか、ばれないほうが可笑しいって



凛「お前ら、手出すなよ?」


少しドスに利かせた声で後ろにいる万浬たちに言う


万「わかった」


副総長の万浬だけが答え、あとの者は頷いた


さぁ~て、あたしの仕事の始まりだ…


あたしは、向かってくる奴らの方に歩き出した