私は人間関係を築くのが大嫌いでした。


いちいち人の陰口たたくし、それに交わなければ仲間外れにされますもんね。



正直、疲れまする…。
だって、友達とか集団で作るにはいくら面白くない話でも笑わなきゃ、笑顔でいなくちゃとそう思ってたんですよね。




そんなんだから学校帰りには疲れるし、1人の方が楽でしたね。
そんなんわけで、気付けば1人ぼっちになってしまいました。


周囲から
『奈津紀ちゃんは1人が好きだからね。声をかけなくても大丈夫っしょ。』とよく言われました。

確かにその通りと言っちゃ、その通りなんですけどね(笑)


でも、私だってみんなの仲に入りたい!! 1人で大丈夫なわけないじゃないですか。



1人は気楽と言いつつも、孤独には勝てませんでしたね。
こんなんだから学校が嫌になり、気付けば休みがちになってしまいました。


母は頑なに
『学校に行きなさい!!』と言われ続け、無理やり行かされたことがありましたが、学校に行くふりをして近くにある公園でぶらぶらしてましたねー。



今思えば辛かったですね。決していじめられてたわけではないのに。
ですが、母親には感謝しています。



私が休みがちになったことで授業日数が足りなくなり、退学の可能性もあると母親から言われたんです。


そのため、先生に必死になって相談したらしいです。

ありがたいことですよね。