ドアが開くと

ベッドに座っている茜がいた


「来てくれてありがとう!」


思い切り笑っていた茜だったけど

少し痩せていた

「体大丈夫?

辛かったら寝てていいよ」


「そうだよ茜!

大和めっちゃ心配してたんだぞ!」


「ほんと!?大和!」

茜はぱあっと明るい顔になった

「ただの風邪なんだけどさ、

なかなか治んなくって」