帰り道、シンが心配そうに言う。


「え?別に普通だけど」

「でも、明らかにおかしいだろ。今日」

「そんな事言われてもなあ…」


夢見が悪かった以外は、
別に普通のモチベーションなんだけど。

最後まで納得いかなそうにしてたけど、
シンは最終的に諦めたらしい。







「…うわ」


朝はシンに起こしてもらった。

ご飯は残さなかった。

そんな朝、靴箱を開けた瞬間のシンが放った言葉。