「シンっ、もっと早く漕いでよ!!」 「じゃあ痩せろ」 「何それすっごい失礼!!」 朝起こすついでに迎えに来てくれたシンと一緒に、 うちでそのまま朝ご飯。 シンが漕いでくれる自転車にふたり乗りして学校まで行く。 それが日常。 「飛ばすから掴まっとけよ!」 「わかってるー!」 ぎゅっと、シンの腰に腕を回して抱きついた。 「…レナ」 「ん?」 「…やっぱり痩せろよ」 むかつく!!