「…はいはい」


シンの横顔が、少しだけ笑ってた。







「シンー、お風呂入れるよ!」

「ん。これ終わったら入る」


晩ご飯の後、食器を洗ってくれてるシン。


「あたしもお手伝いするね」

「…それ」

「はーい」


言われた物を差し出す。


「ふふ、新婚さんみたーい」

「…おまえと結婚したら、まずはお前の躾だな」

「躾?」