今日もまた何時もの日課
花壇の花の水やりとお話し

「それでねっ!」
今日もまた何時ものこと
松本くんの話をしてしまう

『...お!佐竹かぁ、いつも水やりをしてくれてたのは!!ありがとなー』
「先生...いえ、私の日課ですから。」
『お?そうか?なら花壇の近くに生えてる雑草も
抜いといてくれねーか?』
「雑草?あ、はい 分かりました...?」

花壇の近くに雑草何て生えてたかな...?
あ、三つ葉...。
そっか...三つ葉は雑草なんだ


綺麗な花に近づけられない 雑草
私もその1人...。

ブチブチ
泣いたのは いつぶりだろうか

「...ダメだよ、三つ葉抜いちゃ」
「ま...つもと...く...
だ...だっ...て...雑草だもん...っ
みっ三つ葉なんて――...」
「―――...佐竹さ
三つ葉の花言葉知ってる?」
「...?
よ...四つ葉じゃなくて...?」
「四つ葉は  幸運
三つ葉は  幸福
―――...な?  雑草なんかじゃないっしょ」


松本くん...
どうして...
「どうしてそんな優しいの...?」
「んー...何でだろうな!」

とりあえず泣くなよ...な?

そういって私の涙を手で拭い
あの笑顔で私に笑ってくれた

泣いてすっきりした後私を家まで
送ってくれた

柊がびっくりして色々聞いてきたけど
私はそれどころじゃなかった