チュンチュン...
朝 小鳥の囀りと目覚まし時計の音で目が覚める

急いでベットから降りて 制服に着替え
リビングに行き 朝ごはんを作る
今日はトーストに目玉焼きに牛乳

もう一つの
――私の日課――
朝食と昼食の弁当と夕食作り  と
弟を起こすこと

今年受験生の弟です...。
中学3年生なんだから もう自分で起きてほしいです
では、起こしに行ってきます

「柊!起きてー朝!」
「姉ちゃん無理、眠い
ちゅうしてくれたら起きる」
「はい、起きれるね
起きよ?」 

あー、分かったよ
起きる起きる

何て無駄口いいながらも起きてくれるんだよね
 
「なぁ、姉ちゃん高校楽しい?」
「んー楽しいよ、柊この高校好きかもね!」

昼食を食べ終え私は柊のネクタイを結んであげる
私は途中まで柊と駅が一緒で電車に乗ると
必ず柊の友達に会う
そのたんびに柊はシスコンだなー
って弄られてるが柊はそんなこと気にしないで
姉ちゃん大好きだからな! 何て胸を張って言ってる柊に
私はつい笑ってしまう

柊は私はより早い駅で降りて 私に
大きな声で バイバーイ! 何て言うから
私は毎朝 恥ずかしくてしょうがない

 朝の賑やかなHR 学級委員が
今度の オリエンテーリング合宿について
話している  合宿のために 班を決めるということで
くじ引きで 引いたら....何と...
松本くんの隣の席を 引いちゃって
ごめんなさい....申し訳ありません....
私何かが松本くんの隣で生きててごめんなさい!
あぁ あの松本くんが隣に...!!
  すいません 心臓もちませんっ

『てかっ佐竹さん初めて喋るよね?
あたし徳川未来!よろしくねっ』
あ...握手...はっ!折角握手してくれてるのに
汚い手で握手できない!
拭いてから...  「よっよろしっ...『未来ー!』あ..」
いっちゃった...
はぁ...どうして私ってこうなんだろ...


ぎゅ

「え...」
「佐竹よろしくな!ん。握手!」

この日私は放課後の掃除まであまり集中できなかった...。