「君はいつだって俺を励ましてくれたね。
君の一言だけで俺は元気になれた。

君は俺の元気の源。

君がいなきゃきっと俺は駄目なんだ。

なのに君とはもう会えない。

もう話せない。

1番遠い存在になってしまった。

…俺の支えであり、俺の大好きな君に伝えよう。

きっと、届いてくれると信じて。

今日は君のBirthday。

俺はそばにいて祝ってあげれない。

ーーだけど、君に届くように。

俺はいつでも願ってるよ。



君はいつだって俺を応援してくれたね

俺の世界にはいつのまにか君がいた。

俺は君のなんだろう?

俺は君が好きなんだ

なのに俺が奪ってしまった

君との大切な時間を

俺の心はいつでも君のこと。そんな君に伝えたい

君に届いてると信じて

俺も君が好きです。

もう手遅れでもいい。

ーーだけど伝えたかったんだ。

そして…お誕生おめでとう…」

歌い終わった後、ITSUKIはマイクを外して言った。

ファンの皆にはきっと届かないような小さな小さな声で…

「…逢いたいよ…」

って。

ファンの歓声が凄い中、あたしには聴こえたこの声が、ITSUKIが思っている人に届きますように。

あたしは静かにそう願った。