「ただいま。」

カイトが、だるそうに言った。

「お帰りなさい。遅かったわね。」

「まあ、こんなもんだろ。」

家に帰ると、時計は8時を指していた。

辺りは真っ暗。星が出ている。

二階に行き、自分の部屋へ。