「おい!‥‥まぁ、別にまた今度でいいけど。」

「ありがとう!」

カナは、にこっと笑った。

ツンとした顔のまま、その笑顔を見たカイトは、そっぽを向いた。

カイトは、カナの重い荷物を半分持っていた。