「え、それ、高いんじゃないの?」

「俺を何だと思ってるんだよ。」

「人間。」

カナが即答する。

「あのなぁ。」

カイトが笑った。 
 
 「それは、当たり前。それと‥
まぁ、くそだけど一応、‥テレビ出てるから‥。」

「あ!大人気アイドルだもんねぇ。」

カナが続けた。

「わっ、服買い過ぎて、カイトのパフェ買うお金、無くなっちゃった。」