カナは、それらの中に、ハロウィーンコーナーを見つけた。

「ハロウィンのやつ、売ってる!」

しかし、カナが駆け寄ると、変わった物ばかり。「カワイイ物」ではないようだ。

「なーんだ。このお店、欲しい物売ってない。帰ろうよ。」

何かを考え込むように、黙ってつっ立っているカイトの腕を引っ張って、

がっかりしたカナは帰ろうとした。

 すると‥。

そんな二人の前に、一人の老人が現れたのだった。