「セーイキ!!起きて!!」

「んー。まだ眠たいー。」

「早く起きて!!今日から学校でしょ?」
「あっ!!忘れてたー!!」

「はぁ、もう学校いく時間でしょ?春も待ってるよ…。」

「やばっ!!ありがと、星空!!」

「うん。したで待ってるからね。」

「了解!」

あたしは、双子の兄の星輝-セイキ-をおこした後、下におりた。

「…遅い。」

人の家で優雅にコーヒーを飲んでるのは、幼馴染の七瀬春-ナナセハル-
あたしとセイキは名字の七瀬から七をとって、ナナと呼んでいる。
本人は女の子っぽいからいやだと言ってるが気にしない。