ーーーーー
ゆりな、ちゃんと藤本くんと話せてるかなー
ま、大丈夫よね。
それより、早く教室いかないと…委員会始まる…
「…あ。」
しまった…
学園祭のプリントゆりなが持ってる…
どこの教室かわかんないー…
私は携帯を取りだしゆりなに発信をする。
プルルルル…プルルルル…プルルルル…
…出ない…
そーいえばゆりなのやつ振動しない方のマナーにしてるからなー…
やばっ
後、10分で始まるじゃんっ
もぉーどーしよー…
「あのー…」
途方にくれていると背後から声をかけられた。
「もしかして学園祭の実行委員の方ですか?」
「あ、はいっ!!プリント、友達が持ってて場所わかんなくなっちゃって…」
「じゃあ一緒に行きます?私も実行委員だから。」
「ぜひっ!!」
「クスッ…」
笑われた…
…にしてもかわいい人だなぁ…
なんかふわふわしてる…
「ん?」
「あ、ゴメンなさいっ!!」
ガン見してしまった…
「てゆーか、よくわかりましたね。私が実行委員だって。」
「名札が市原のだったから。基本的には部外者は立ち入り禁止だし。」
「そ、そーですよね。…ってことは、宮原の…」
「えぇ。私、河原ほのか、一応2年生です。」
2年生…
「あ、私、北村あゆなです。市原の一年です。」
「あゆなちゃんですね。よろしくお願いします。」
「こちらこそ。てか、先輩なのに何で敬語なんですか?」
「初対面なのに何か失礼な気がして…」
「そんなっ全然、タメ語で大丈夫ですよっ」
「ありがとう。」
かわいいー…
私が男子だったら一目惚れしてるな…
「あゆなーっ」
「ゆりな。」
「じゃあまたね。」
「あ、はいっありがとうございました。」
ほのかセンパイにおじぎをして
ゆりなのもとへ駆け寄る。
「ゴメン、プリント私が持ってて…」
「本当焦ったよー。」
「てゆーか、…誰、今の。 」
「宮原の2年生 。実行委員なんだって。」
「へぇー…なんでまた。」
「誰かさんが着信に気づかないから迷子になってたらばったり会って案内してもらったの。」
「着信…あ、本当だ。ごめーん。」
「まぁ、プリント持ってなかったのは自業自得だけど…って何にやけてんの。」
「あの人が2年生ってことはセンパイとタメじゃん。もしかするとセンパイと接点あるかもって思って。」
「…そんな少女マンガみたいな展開あるわけないじゃん。」
私も一瞬、思ったけど。
「だいたい一学年何学科あると思ってんの?」
「そーかもしれないけど世間は狭いってよく言うじゃん?意外にすぐ会えるかもよ?遥輝センパイと。」
「べ、つにセンパイに会うためにここにいるわけじゃないしっ」
「とかいって心のどこかで会えないかなーって思ってるくせに。」
「…会ったところでセンパイが私のこと覚えてる訳ないんだから…」
「まぁた、そんな悲観的に…」
「あなたたち、実行委員の生徒でしょ。早く教室入りなさい。」
廊下で話していると
実行委員の先生らしきひとに注意され私たちは教室へと入った。
ゆりな、ちゃんと藤本くんと話せてるかなー
ま、大丈夫よね。
それより、早く教室いかないと…委員会始まる…
「…あ。」
しまった…
学園祭のプリントゆりなが持ってる…
どこの教室かわかんないー…
私は携帯を取りだしゆりなに発信をする。
プルルルル…プルルルル…プルルルル…
…出ない…
そーいえばゆりなのやつ振動しない方のマナーにしてるからなー…
やばっ
後、10分で始まるじゃんっ
もぉーどーしよー…
「あのー…」
途方にくれていると背後から声をかけられた。
「もしかして学園祭の実行委員の方ですか?」
「あ、はいっ!!プリント、友達が持ってて場所わかんなくなっちゃって…」
「じゃあ一緒に行きます?私も実行委員だから。」
「ぜひっ!!」
「クスッ…」
笑われた…
…にしてもかわいい人だなぁ…
なんかふわふわしてる…
「ん?」
「あ、ゴメンなさいっ!!」
ガン見してしまった…
「てゆーか、よくわかりましたね。私が実行委員だって。」
「名札が市原のだったから。基本的には部外者は立ち入り禁止だし。」
「そ、そーですよね。…ってことは、宮原の…」
「えぇ。私、河原ほのか、一応2年生です。」
2年生…
「あ、私、北村あゆなです。市原の一年です。」
「あゆなちゃんですね。よろしくお願いします。」
「こちらこそ。てか、先輩なのに何で敬語なんですか?」
「初対面なのに何か失礼な気がして…」
「そんなっ全然、タメ語で大丈夫ですよっ」
「ありがとう。」
かわいいー…
私が男子だったら一目惚れしてるな…
「あゆなーっ」
「ゆりな。」
「じゃあまたね。」
「あ、はいっありがとうございました。」
ほのかセンパイにおじぎをして
ゆりなのもとへ駆け寄る。
「ゴメン、プリント私が持ってて…」
「本当焦ったよー。」
「てゆーか、…誰、今の。 」
「宮原の2年生 。実行委員なんだって。」
「へぇー…なんでまた。」
「誰かさんが着信に気づかないから迷子になってたらばったり会って案内してもらったの。」
「着信…あ、本当だ。ごめーん。」
「まぁ、プリント持ってなかったのは自業自得だけど…って何にやけてんの。」
「あの人が2年生ってことはセンパイとタメじゃん。もしかするとセンパイと接点あるかもって思って。」
「…そんな少女マンガみたいな展開あるわけないじゃん。」
私も一瞬、思ったけど。
「だいたい一学年何学科あると思ってんの?」
「そーかもしれないけど世間は狭いってよく言うじゃん?意外にすぐ会えるかもよ?遥輝センパイと。」
「べ、つにセンパイに会うためにここにいるわけじゃないしっ」
「とかいって心のどこかで会えないかなーって思ってるくせに。」
「…会ったところでセンパイが私のこと覚えてる訳ないんだから…」
「まぁた、そんな悲観的に…」
「あなたたち、実行委員の生徒でしょ。早く教室入りなさい。」
廊下で話していると
実行委員の先生らしきひとに注意され私たちは教室へと入った。