「いいのよ!!もー!いちいち邪魔しないで海音!!ん…?何?海音も話に入りたいの?」



「なっ…!」




ニヤニヤと笑う真優さんの言葉にどんどんと顔が赤くなる野崎くん




「別にそーいう意味で言ったわけじゃ…っ」




「そーよね?だって海音こーいうこと苦手ですもんね?」




真優さんの圧力に負けて顔を赤く染めたまま野崎くんは黙ってしまった



「あーあー相変わらず海音はお子ちゃまだねー。俺を見習え!ね?真優さん?」




「…………!?」





水瀬くんが野崎くんにしゃべりかけたと思いきや真優さんにぐいっと顔を近づけた




そんなの見慣れてない私はもちろん真っ赤






「ねー…翔?あんたは女に慣れすぎ。いつか痛い目にあうわよー」




真優さんは顔を真っ赤にすることもなく翔くんの顔を手でおした



え、真優さん慣れてるの…?






私見てるだけでも恥ずかしかったのに…




「ちぇっ」とつまんない顔をする水瀬くん




赤くなったのは自分だけなのかと周りを見渡してみた