茶髪にしたことでしばし優羽以外からも注目を浴びたが、時間が経つにつれ周りは何事も無かったようにいつもの日常に戻った。



蒼空はできるだけ授業に出席し、優羽と共に同じ教室で学べる時間を大切にした。



優羽もそんなに授業をサボる事もなく〔実際は生徒会の仕事だからサボリじゃないか?〕、最後の3ヶ月は穏やかに過ぎた。




そして…


新しい春が来て、蒼空は二年に進級した。