「朝、俺がランニングしてたら一ノ瀬さんの家の前で会ったよね」








「・・・うんっ」
















「委員会も一緒で去年の体育祭は救護係同じ時間帯だったよね」















「・・・ぅんっ」


















「その時は誰も怪我することなく暇だったから、一ノ瀬さん寝ちゃったんだよね」





















「・・・っ」









「・・・一ノ瀬さん?」














どうしよう





























嬉しすぎて、涙止まらない












「・・・ぅっ・・・ふぇっ」























私だけがあなたを目で追いかけているんだと思ってた
















私だけが貴方の背中を見つめているんだって