「・・・早瀬川くん?」














「え、あ、ごめん。」













無反応の彼の視界に入るように覗き込むとハッとして離れる彼













「どうかした?何か、変かな?」
















「いや、そん時はあんまり考えなかったけど・・・」









「"ケド"・・・?」












「・・・今、意識するとやばい・・・かも」










「へ・・・?///」












そう言い顔を真っ赤にする早瀬川くんに私もつられて心臓が飛び跳ねる
















静かな室内で聞こえるのは時計がトキを刻む音だけで










私の心臓の音・・・聞こえちゃうかもって不安になるっ














「でも、大丈夫。気をつけるから」









そう照れながら笑う早瀬川くん