その行動が、前の時と全く同じだってことに気づいて思わず溢れる笑み
「どうかした?」
「前に雨に濡れてお世話になった時となんだか一緒だなぁって」
「確かにな。まあ、今回は俺までずぶ濡れになったけど」
何気なくそんな風に話せることが楽しくて、嬉しくて
笑顔溢れる私に、早瀬川くんも笑顔を返してくれた
「あ・・・そっか、俺のだとデカイのか」
私が折っている袖を見て少し驚く早瀬川くん
「早瀬川くんと背丈が全然違うもん!前に貸してもらった時もこんな感じだったよ?」
「・・・・・」
そう早瀬川くんに答えてもポーッとしていて無反応